シルク・ド・ソレイユのクラウン役で活躍した後、日本に住みついた
フィリップ・エマールが、2度目のエルム出演。
歌だけでなく、パフォーマンス、ダンス、そして(本人曰く、シャンソンには
大切な要素という)パントマイムを織り交ぜた楽しいステージ。
客席は湧きに湧いて、1月発売予定のCDも予約して行かれる方が続出。
共演の岩井映園子さんの「モンデュー」が、祈りの気持ちがよく分かったと、
とても気に入ったとのこと。
シャルル・デュモンが加藤ハツ館長のご墓前に……と録音して送ってくれた
音源をCD化して配布したので、エルムの歌手たちは最後の「アンコール」
の歌い方が違うことを説明すると、「祈りの歌だから、その部分は心の中に
語りかけるように歌う、シャルル・デュモンの歌い方がいいね」とのこと。