この1~2年シャンソン・コンクールに於いて、
日本語部門で歌う人の成長より、
フランス語で歌う人は遥かに成長度が高いことに気が付いた!
これは!と思う受賞者に訪ねると、「先生には習わず、独学です」という人が増えています。
日本語歌唱する人のお手本は当然日本人で、
必ずしも素晴らしい歌手とはかぎらない…と言うより、
フランスで評価されるような日本人歌手は希少価値。
フランス語で歌う人は、大半がYouTubeでオリジナル歌唱フランス人を
お手本にしているので、当然表現や仕草もしっかりコピー。
レコードやCDで学んだ時代とは違う。
かつてアズナヴールが指摘した
「音盤を参考にするのはダメ。あれは一番不慣れな時に録音するものだから」
という助言が、ようやく生きてきたのかも…。
その指摘に従ってDVD・VTRでレッスンを受けてきた日仏シャンソン協会の歌手が、
フランスで評価されて来た理由もそこに有。
アマチュア・シャンソン・コンクールの公式伴奏森若三栄子さんの、
歌い手が一拍ずれた時でも完璧に合わせる技術を、
他の参加者の同伴伴奏者が「とっても勉強になった」と言うのを聴いた事有。
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発見!
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