日本最大規模のアマチュア・シャンソン・コンクールを筆頭に、
東京シャンソン・コンクール、JCCシャンソン・コンクール、
浜松シャンソン・コンクールはじめ
全国規模のシャンソン・コンクール7~9大会の幕が開きました。
7~9という表現は、今年開催を見送ったり新しく開催されたり…
と流動的なものもあるというウワサから、曖昧な表現。
音源審査の(一人で選考するものもある様子)の段階では、
同点多数となって決着がつかず、結果申込用紙の書類不備
(応募曲の分・秒数や、年齢、作詞・作曲・訳詞者未記載等)の
有無で決着をはかったコンクールも有。
審査評論では、どこも「レベルが高くなった」と言うけれど、
最もレベル・アップしているのはピアノ伴奏者の力量と審査員そして指導者のレベル。
着実にレベル・アップしているのは、指導者についていない
(という事は、変なクセをつけられていない)若くて、フランス語の上手な応募者たち。
その人たちに共通しているのは
YouTubeでオリジナル歌唱者の表現・仕草まで真似ていた。
問題は、こういう人たちが日本語で歌うと、
全く別人でダサい歌い方となることで、
それは即ち日本人で良いお手本がYouTubeにアップされていないことを意味する。
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シャンソン・コンクール展望
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