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Channel: 加藤修滋のブログ
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嬉しい報告

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東京で「バルバラ」というシャンソンの
ライブハウスを経営する千葉美月さんが毎年開催される
「ヌーヴォー巴里祭」は、話題のシャンソン・フェスティバル。

昨年のゲストはパトリシア・カースで、注目を集めました。

今年はアリス・ドナで、日本人の間での知名度は高くないため、
事前の話題は今一つ盛り上がりに欠け、集客にも苦労された様子。

日仏シャンソン協会も、全国の会員だけでなく、
各都市のシャンソン教室の先生や歌手に
彼女の代表作「病の果てに」と知られざる名曲「やさしさ」
(両方とも、彼女が私の訳詞を気に入って、法定訳詞として登録してくれました)
の楽譜を配布し、事前に歌って来日PRをしてもらうように依頼。

どこまで力になれるか不明ですが、東京での公演後多くの方から
「素晴らしかった」
「ジャクリーヌ・ダノの名前を口にして、褒めていた」
という電話やメールが届いたことから察すれば、
それなりに役立てたかも…と自己満足。


特に、黒川泰子さん
(多くのフランス人アーティストが知っている
日本人シャンソン・トリオ「シャンソンの妖精」初代メンバー)
からの報告は嬉しいもので、「やさしさ」を歌った時、
最後のワンフレーズ「あなたがいないと生きられない」という
日本語に満員のお客様が大喜びしたとのこと。

「アリス・ドナが歌った曲の楽譜が欲しい」というお問合せが幾人もあるのは、
そのせいだと納得。

これを機に、「やさしさ」が日本でヒットするかも?


それにしても、過去のシャンソン大使マリ=ポール・ベルや
ヴェルムーランの東京公演を引き受けて下さった千葉さんは、
その後独自にビッグなアーティスト
(シャルル・デュモン、パトリシア・カース等)を招聘し、
今回アリス・ドナを呼んで下さって、
本物のシャンソンを日本人に聴かせて下さったことに感謝感激。

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