日本アマチュア・シャンソン・コンクール北海道大会が開かれ、
24名の中から全国大会に行く5名が選ばれました。
五十嵐邦子「オルガ」、地原美喜子「水に流して」、
山崎珠枝「ゲッティンゲン」、遠藤優奈「サンジェルマンにおいでよ」、
中村麗子「人生は美しい」の5名。(敬称略)
五十嵐さんは確か4回目(?)の全国大会で、
今回は練習時間不足で新しい曲への挑戦はせず、
慣れた曲にしたのが功を奏したかも。
函館のピアニスト・宮入建郎さんの生徒さんが多い大会で、
同伴伴奏で歌ったのは二人を除きこのピアニストばかり。
旭川で半年前から月2回レッスンを始めた
ル・ガール・ティエリさんに師事する生徒のうちの一人地原さんは、
さすがフランス人ミュージシャンの指導だけあって、
母音でリズムを創れていた。
フランス人に仏語を習っても会話とは違って、
歌独特のディクションがある事を知る人は少ない。
井上和世審査員長の講評は、九州同様目を閉じたり、
自分の世界に入り込みすぎる人への批判有。
マイクの使い方や、ポップ・ノイズに関しても言及。
打ち上げの席では、かつてレコードもリリースした事のある
元STVアナウンサー・大沢宏一氏や、
シンガーソングライターの工藤忠幸氏(二人とも審査員)が
マイク操作については「全く同感」と賛意を表明。
京王プラザホテルのピン・スポットは2kwのウェディング用なので、
まぶしいだろうけれど、審査員長の福岡に続いての講評は、
他のシャン・コンにはない視点として留意が必要。
加えて、キー設定の無理な人がいることにも言及有。
高音が出にくい時はfにせず、
フラットになるのを避けるテクニックが必要とのアドバイスと、
低域の響きが悪いことの指摘有。
フレーズを切らないよう、
日本語のセンテンスとして続ける様にとの意見も述べられていた。
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アマチュア・シャンソン・コンクール北海道大会
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