「佐村河内は許せない」調のメディア報道が気になります。
そもそも、ここまで彼を持ち上げ、有名にしてCD売上を伸ばしたのは
メディア自身じゃないの?と言いたくなります。
何より、彼の作品(もしくはゴースト・ライターなる人の)が音楽として
人々に感動を与えて来たのかどうかが問題で、
(技術的に未熟な点があってもなくても、理論と作品は別の要素もあるので)
耳が聞こえていないか否か、お金のやりとりがどうこう
…ということは警察や税務署の範疇。
夏休みの宿題を親がするのとは意味が違うにしても、
騒動の本質が見落とされている気がしてなりません。
その意味では、リケジョの星(?)騒動も、
そもそも発端からしてメディアが割烹着やピンクの壁じゃなく、
内容を掘り下げた科学的な報道をして欲しかったと思います。
ネットが先行して、メディアの取材ルートの一つに
ネットがあるような風潮は、何か危険なものを感じます。