日本では「群衆」と言う題名で歌われる「Que nadie sepa mi sufrir」。
フランス語訳詞者の”Michel Rivgauche”とパリのSACEM内の食堂で話し合った事がある。
日本の音楽評論家は、この作品を「ペルーのワルツ」と言うので、ミッシェルに真偽の程を確かめた。
すると「この歌を作曲したアルゼンチン人の”Ángel Cabral”がペルーの舞曲のリズムで書いたもので”ペルー風ワルツ”と言ったところだネ」と教えてくれた。
邦訳は「誰も私の悩みを知らない」と言い、アルゼンチンでこの楽曲をしった”エディット・ピアフ”がオランピアで創唱。
余談ながら、”恥をかいた”音楽評論家の話・・・。
ラテンのコンクール講評で某審査員が「誰も知らない私の悩み」と発言し、応募者から「それってアメリカの楽曲です!」と一喝され、翌年からコンクールが尻すぼみになったとサ!