ひと言で言えば壮大なスペクタクル。
国家の威信をかけた大事業。
これ以上のオリンピック閉会式はないと言うプライド。
17日間、329競技の終了を祝う閉会式としては、これ以上は無いと言う演出は「流石フランス」と思えるもの。
冒頭は白の衣装に身を包んだ110人のアクロバット・ダンサーと全身ゴールド(金メダルを暗示?)のコンテンポラリー・ダンサーが静かな落ち着いた演技。
途中から雰囲気は一転して「パーティー」をテーマに華やかな場面。
オーケストラ、合唱団、ロック・バンドがサンドニのスタッド・ド・フランスを興奮の渦に巻き込む中、空から「トム・クルーズ」が降り立ち花火が一斉に打ち上げられる。
最も印象的だったのは「レオン・マルシャン」による燈火消燈式。
派手なイルミネーション・パフォーマンスは、かつて新旧凱旋門を結んで「ジャン・ミッシェル・ジャール」がHIMARS(高機動ロケット砲システム)スーパー・ライト・チェンジャー、スカイ・ライト・ステッカー等を流用したもの。
一転、おごそかな「バッハ」会長の演説。「平和への文化を作った」と胸を張った!
そして、いきなり場面はアメリカへ。
最後はフランスの歌を英語に訳した「マイウェイ」で締めくくる大がかりな国家催事でした。
以上、ご報告まで・・・。