先日、東郷町民会館での「まほろば遊」コンサートの記事を新聞で見た。
彼女は、被爆ピアノを主人公とした朗読絵本やCDを制作するなど全国で平和の大切さを訴えている。
こうした被爆ピアノを通して平和を伝える活動は、先日被爆ピアノ・コンサートに出演した七瀬紫はじめ全国で催されている。
被爆ピアノはもちろん、矢川さんも喜ばれているであろう。
戦争が身近なものとなった今、とても大切な企画である。
そして願わくば、このような催事で「平和希求」の作品が歌われてほしい。
例えば、”シャンソンの父”と称されるシャルル・アズナヴールの「美しき絆」、ジュルジュ・シャトランの「愛し児へ」、セルジュ・ラマの「誇り高き人生の灯」・・・。シャンソンに携わる者として、こう言った反戦シャンソン歌は、心に響くものがある。