かつてメディアから「加藤さんは、どうやってフランスのアーティスト情報を得られるのですか?私共のパリ支局でも集められない内容のネタ元は何ですか?」と何社からお問合せをいただきました。
理由は、アーティストや関係者から直接情報が入ってくるから。現地でのインタビューでは話せないプライベートな事も友人として裏話をしてくれたりするからです。
特にモーリス・ファノン追悼の会を繰り返す中で知り合った方々の存在が大きいです。
パリに限らず、アルゼンチンの「アストル・ピアソラ」や、イタリアの「セルジョ・ムーサ」もそうした音楽を通じての友人です。
それらの人は全てミュージシャンなので、言葉は喋れなくても通じ合えたのだと思います。