スペインのアンダルシアに伝わる伝統音楽「フラメンコ」は日本でも多くの指導者と愛好者有り。
地面を踏み鳴らすサパテアードとギターの響きに魅せられる人は多数。
私が遭遇した日本人観光客の一団(着物姿の上流婦人風)は「流石に本場のフラメンコはステキね」と大感激。
おそらく翌日のツアー・スケジュールの為に早々と帰られたであろうが、その時間は前座のステージ。「エルム」で言うなら「レギュラー歌手」を聴かないのと同じ。地元の人達が来店したのは1時過ぎ。
インドから移住した「ロマ」が数々の迫害の中、嘆きや苦しみを歌った伝統の真髄を伝えるステージをその後じっくりと味わえた幸せを思い出します。