夜寝る為に「エルム」近くで借りていた部屋を退去する事に。
引き上げてきた荷物の中にたくさんのCDがありました。
貴重なCDを見て、思い出にひたりつつ久しぶりに聴いてみました。
“フランソワ・フェルドマン”は、このCDで日本に知られ
岡山さんのコンサートに於いて好評だった「プチ・フランク」で使った演出は、彼がリサイタルで用いたランドセルの演出を参考にしたもの。
“ミッシェル・フューガン”の「アンコール」が
愛・地球博コンピレーションCDに入る契機となったのは、
このCDを聴いた博覧会協会が賞讃し、電通に追加金を支払い実現した裏話を思い出しました。
“ウニャラモス”は、フォルクローレ奏者で、彼の「灰色の瞳」は後に加藤登紀子が日本語でカヴァーしてヒット。
“ディディエール・バーベリビアン”は女性によくモテた人で、私はその理由を「ル・コネッターブル」2階のレストランで目撃。
膝の上に若い女性を抱っこして食事(!)さぞ食べにくいだろうなとは余計なお世話ですネ。
”グラシェラ・スサーナ”の数あるCDの中で「サンドラ・アロンソ」とデュエットしたCDは、出色の出来。「秋桜」や「昴」のカヴァーは”スサーナ節”で味付けされていて名唱。
”ジャクリーヌ・ボワイエ”の新曲は、SACEM役員の作品「パンクトロワ」。年を経た彼女がこんなモダンな曲を歌いこなすとは驚き!
数え切れない思い出のCDのうち、特に心に残ったものを書きました。