日本で目にするフランスのレストラン・ガイドブックに出て来るのは美味しくても高い店ばかり。
例えば「マキシム・ド・パリ」の様に。
私が驚いたのは「ル・ドーム」のアクア・パッド。
元はイタリア発のアクア・パッツァらしいが自身魚を何匹も豪快にぶち込んで白ワインを加えて煮込む。
頼んだのは一人前なのに3~4人分の量。
南仏の郷土料理と言うブイヤ・ベースも美味。
私が常宿にしていたグラン・ホテル・フランセーズのオーナーに教えてもらう店は、どこも美味でしかも安い。どこの店でも観光客風の人はゼロ。もち論、日本人は私一人。
現地の事は現地の人に尋ねるのは一番。
余談ですが、ミネラル・ウォーターを注文する時、何気なく「ボルビック」と言ったら「あれは赤ん坊用ですよ」と。
でもフランスで”ハズレ”の食べ物はありませんでした。
観光客の中にはラーメン屋へ毎日行ったり、似ても似つかぬ焼き鳥を求めたりする人も。
一番笑えたのはカップラーメンを買うのに500円も払う人。
日本からの輸入品だから当然ですが・・・。
”郷に入れば”の言葉通りですね。