車の免許を取って3台目以降ずっとシトロエンに乗っていました。
「ハイドロ・マチック・サスペンション」の独特な乗り心地はフランスの山道を卵を積んで走っても割れないとの設計思想との事。
従って当時、真空管式アンプを積んで走る私にとってはベスト・マイ・カー!
ある時、歌手3人を乗せて豊橋からの帰途、音羽インターに「前方落下物注意」の電光掲示を見てブレーキ。時既に遅く夜間の雨の中、警告ランプも付けずに停車していたダンプカーに激突。
ところが愛車シトロエンの独特なシステムは急ブレーキをかけると前輪が極度に上方へ向き、車体が45度位上向いてフロント・ガラスすら割れませんでした。
同乗の歌手は唇を切ったり足にスリ傷程度の軽傷。
私はろっ骨々折したものの救急隊員は「普通なら即死でもおかしくない」と。命拾いをしました。我が愛車には感謝しています。