私の世代はスケートと言えば「ジャネット・リン」。
当時は全く無意識でしたが、昨今の振り付けでは単純な喜怒哀楽の「競う」部分は別として、最も表現力を要する「悩み」「迷い」では楽器は「チェロ」を使用する事が多いように思います。
人間の声に最も近い響きと言われるだけあって落ち着いた中にも優しさが感じられ、演技でも激しく盛り上がる場面ではバイオリンが活躍する気がします。
スケートは「美しさ」を競う側面が大きく、どことなくロシアのボリショイ・バレエの影響を感じさせます。
戦争とは相いれない、こうした「芸術・文化」は平和であってこそのもの。
ウクライナ侵攻を続けるプーチンには、そうした思いはなくなってしまったのでしょうか?
彼が突然めざめる奇跡を願うばかりです。