日本シャンソン界の低落傾向に歯止めをかけたのが、
元宝塚の風かおるさんが主宰するKAKEHASHI。
35名の歌手が参加する今年最後の大舞台が神戸文化ホールで開かれましたが、
名古屋の歌手が、その存在感を見せつけた感有。
運営委員として出演した、かとうえい子さん、佐野文彦さん、千波翔さんに加えて、
日本シャンソン協会、日仏シャンソン協会、KAKEHASHIの3組織で活躍する青山桂子さん、
そして山田佐知子さん、青木ともこさんの名古屋勢がいずれも印象に残るステージ。
観客のお客様の間で1曲毎にヒソヒソ話というか、論評をする方が隣に居ました。
佐野文彦さんは、発声マシンの如く叫ぶのでなく、余裕のある歌声と、
洗練された身のこなしのカッコよさに「どういう人かしらんけど、最高」
「青山さんていう人も、メチャカッコよかったね」とペチャクチャ。
「青山桂子さんのことはYouTubeで観てるけど、外人みたいな歌い方をするね」とも評論(?)
「季刊シャンソン」「プチるたん」を通じて、
岡山加代子さん、青山桂子さん、浜崎久美子さんたちは、
東京や大阪でのステージが殆どないにも関わらず、
結構知られていると思う場面に良く遭遇します。
特に、パトリック・ブリュエル、ララ・ファビアン等の
新しいシャンソンは彼女たちの動画をインターネットで見て、聴いて
練習する人が圧倒的に多い様子。
会場配布のチラシもKAKEHASHIのもの以外では東京の歌手1枚、
ドレス屋さんのものが1枚に対し、
名古屋の歌手関係のチラシは5枚も入っていました。
それだけ活動量が多いと言うことですよね