日本で最初の総合的シャンソン研究機関として1987年、名古屋に設立された「永田文夫シャンソン研究所」。
その後、大阪校も開設したが主宰の合掌一郎さんが亡くなられて閉鎖。
永田先生には色々な事を教えて頂きました。
特に訳詞には「法定訳詞」と「違法訳詞」がある事は後の私の活動に力を与えて下さいました。
先生が「日本訳詞家協会」会長の折、会費を無料にされたので「エルム」の歌手20人ほど入会(現在は有料)しました。
先生は解説付コンサートで毎回ゲストを同行されました。
栗原道子さん、花田和子さん、茅俊子さん、前田はるみさん、村上進さん、しますえよしおさん・・・。
いつもは声も大きくなく聞き取りにくい事もあるのですが、ひとたびマイクを前にするとしっかり腹筋の入った声で別人の様。
きっとラジオでずっと何年もお仕事を続けて来られたからに違いないと思うのです。
文人・作家のような文体(それでいて分かりやすい)で書かれた書物等は今でも手元にあり、折に触れて読み返しています。
改めて、有難うございます。