ステージ歌唱に「視覚的要素」がいかに大切かを実験。
シャンソンを習っている訳ではない若い女性が耳コピーで覚えらフランス語で歌に、
E.PIAFの「群衆」のVTRを、幾人かの人に音声だけ聴かせて感想を聴くと
「フランス?」「ピアフそっくり」「とても良い歌唱」…と賞讃の声。
その後、画像と共に再度聴かせると「アマチュアの人ね」「学生さん?」との評価。
確かに声だけ聴いているとフランス人歌手かと思える程の発音の良さと、
「なかなか歌える人」という印象。
ところが、歌う姿は、姿勢・表情・手足の動きのいずれもがアマチュアと分かるもの。
ステージ歌唱は、いかに「視覚的要素」が重要かを思い知った次第。
それにしても、指導を受けずここまで教えてしまうと、
シャンソン教室の指導者としては、存在価値を問われるかも?