幸(こう)ちゃんの愛称で親しまれた山田幸司君は、私の最も古い音楽仲間です。
米国への長期出張から帰国後、すぐに「エルム」でギターを弾くようになりました。
私のオリジナル曲「ラブ・シック」を菅原洋一さんは、幸ちゃんのアレンジで歌いました。
南山大学の「アンサンブル・ウーテルプ」(当時、日本唯一の学生シャンソン・バンド)で活躍し、加えて池田正行さんがリーダーの「ファイブ・ジュエルズ」では私と共にメンバーとして演奏しました。
「エルム」には金銭的援助もして下さってコンサート・パンフレットへの協賛広告出稿。
そして「エルム」のステージにあるテレビ・モニターも彼等からのプレゼント。
いつも穏やかで優しい笑顔が忘れられません。
大切な人ほど早く天に召されるのですね。
いつか空の彼方でまた私と演奏をしましょう。
合掌。