Quantcast
Channel: 加藤修滋のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

SOUNDへのこだわり

$
0
0

虚弱児だった私は、

小学校1年間、名古屋から片道4時間かかる施設に入所。

 

 

自分としては、猿と一緒に木登りしたり、リスやウサギを追いかけたりする毎日が気に入っていましたが、母は月1回の面会日に往復8時間かけて、わずか30分の為に来園し、帰る時はいつも泣いていたのを覚えています。

 

 

母は私が3年生の時、足踏み式のオルガンを買ってくれました。

成人後、私は自分のボーナスで中古アップライト・ピアノを買いました。

 

 

でも大学でグランド・ピアノを弾いた時の響きが忘れられず栄のカワイビルにあった「レッド・ピアノ」を時々弾かせてもらいました。

優しいママさんが「いつでも弾きにいらっしゃい」と。

 

 

音楽活動を本格的にするようになってからは、

mss小劇場にKAWAI透明グランド・ピアノ。

 

 

エルムにはSHIGERU KAWAIのマホガニーのピアノを入れました。

 

 

このピアノは、来演するフランスやアルゼンチンのピアニスト達にも好評。

確かにとても響きの良いものでした。

 

 

グランド・ピアノ以外では、

田代ユリさん(NHK紅白にも出演され、「私は鍵盤の妖精」と呼んでいました)が弾かれているハモンド・オルガンにレスリーという回転スピーカーをつないだ時のサウンドが好きでした。

 

 

でも今日に至るまで

エルム2階の少々硬い響きのクリスタル・ピアノと

1階の優しい音色のピアノが一番好きです。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

Trending Articles