青年海外協力隊の為の歌「祈りを捧げて」
ステイホーム・シンドロームで交通事故
先日、エルムに徒歩で到着したところで交通事故にあった!
・・・・・と言っても歩道上。
自転車にぶつけられたとこ言う事。
相手の自転車は「バカヤロー!気を付けろ!!」と言って
走り去りました。
不幸中の幸いは、骨折完治していないので”杖”をついていた為
転倒することもなく、怪我がなかった事。
エルムの前は、自転車走行禁止。
それでも朝・夕は自転車がひっきりなしに行き交います。
ステイホームで出歩く人が減って、
今まで以上に自転車高速走行。
それ以上に車は100km程の速度で爆走。
若宮大通りという名前より”100m道路”と言われたこの道は
道幅103mに次ぐ世界第2の広さと言われました。
100km近い速度で走行して、
名古屋駅までわずか15分で到着していた事もあったが
中央に高速道路が出来てからは、名古屋駅まで20分以上かかるように・・・・・。
ところがステイホームの影響で車が減り、「100km」の名が復活?
交通事故数減なのに死者数増加という。
他にもゴミ出し不慣れな人がスプレー缶などの出し方を知らずに起きる火災増加。
キープディスタンスで人間相互の関係のもち方(特に精神面での)も変化!
いら立ちやすくなったり、反応が遅くなっている人が身近に多くなったり‥‥・。
皆、ステイホーム・シンドロームかも。
さすがイタリア.....トリキニのマスク
フランスではトリコロールのマスク。
エルムではレース生地やおしゃれな柄のシャンソン・マスク。
イタリアではビキニ柄物のマスクが登場し、人気との事。
腰・胸・口と3ヵ所なのでトリキニ・・・・・。
日本でも地場産業を救う為もあって
様々なカラフルなマスクが大量に出回る中、
例の「アベノマスク」は届いていません。
既に夏日のような高温の日もあって
「アベノマスク」は息苦しくて使えそうにないのが残念です。
輸入原価を下回る「投げ売りマスク」も薬局だけでなく、あちこちで販売。
政治の機構上なのか、助成金も含めてあまりに遅いというのが殆どの人の実感なのでは?
オンライン使用メディア番組にイラ立ち
ネット環境が異なるコメンテーターたちを同じテレビ画面に映し、
音量・音質も違い、タイムラグのある会話、画面がとまる事も…。
誰が話をしているのか、
MCが誰に振ろうとしているかも分かりにくい。
何となく話がちぐはぐ。
それを視聴者が脳内で変換しなくてはならない
イラ立ちは私だけ?
一層蔓延する「そうですねェ」シンドローム
コロナ禍の中で確実に増えているものについて一言。
ニュース番組は、スタジオの中同士ではなく
自宅や別室でのリモート出演がほとんどとなって来ました。
ごくわずかなタイムラグのせいか、環境のせいか
コメンテーターが発言する時に「そうですねェ」という枕言葉を
使うケースが多発。
このままの状態が続くと、そのうち辞書にも載るかも?
MCから振られたコメンテーターの持ち時間は
ごく短いのに話し始める度に「そうですねェ」という言葉で
時間を使われる事に少々イラ立ち。
MC同志とか慣れた人に中には「ハイ」と短く受けて話すケースもあって
ホッとする。
音楽活動50周年記念を機に思い出したこと
学生時代から「変な子」でした。
その理由は、
きっと中学1年時に学友に頭を叩かれ、頭部外傷後遺症になったから?
ドクターから「生命の保証はできない」と宣言され
母と祖母は私と共に無理心中も考えた・・・・・とは
成人してから聞かされました。
他人と違う発想の根元はそこなのかも?
と先日のEテレ「ハートネットTV」で
“七感に響くコンサート”を見て思った次第。
殆どの人が持っているものを無くすと
逆にその人たちの持っていないものが芽生える・・・・・。
コンサートや芝居で、嗅覚を使わないのは何故?という発想から
東別院のホールで人の頭髪を床屋で多量にもらって
焚き込めたミュージカルをしました
(原爆をテーマにした作品なので肌が焼ける臭いの代わりに)
吐きそうになる入場者続出で、2度とそのホール使用禁止に。
でも後日、麿赤兒が「鈴蘭南座」で行った公演では、
魚の尾びれを大量に入口近くに貼り付け、
嗅覚が破壊されそうになったこと有。
一方、パリでは人気歌手のルノーのコンサートで劇場全体、
客席もタバコの煙モウモウの中で行われたコンサートも。
更に後日、岡山加代子リサイタルでゲスト出演した
ボタンアコーディオン名手であるアコーディオン奏者、桑山哲也に対し
本番中の舞台でヘネシーを飲む演出をし「あきれたお前」の役を演じた後、
客席演奏でラウンドしてもらい客席に酒の臭いをプンプンさせて大成功!
私が「タンゴ・デ・ラ・エスペランサ」でピアノ担当をしていた時、
アストル・ピアソラの前衛タンゴを気に入った理由のひとつに
コントラバスの打撃奏法があったこと。
そしてピアソラを超えるべく、名古屋市民会館自主企画のコンサートで
トランペット、トロンボーンを加え、更に8小節のリフレインを4種類用意し
どこを弾いてもいいというチャレンジをしたり・・・・・。
(これが特にピアソラに気に入られることになろうとは・・・・・)
思えば50年の間に人のやらないことばかりをしてきたと
思い返しています。
「新しい…?」「原点…?」対話型・超過疎ライブ
6月から私が始める「対話型ライブ《シャンソンの応接室》」
(ステージ1人、客席2人の「超過疎」)
すでに3紙が報じ、テレビ局の取材も始まりました。
各紙、取材の中で「新しい取り組み?」と
たずねられることが多いですが
私としては「原点に立ち返る!」と答えてきました。
振り返ってみれば、
毎年NHK紅白歌合戦に出演し、1000人、2000人のホールで
ヒットした歌謡曲中心に歌っていた「菅原洋一」が”タンゴだけを歌うステージ”
当時、「ロス・インディオスとシルビア」で人気を博していた
日本最高のラテン・グループ「ロス・インディオス」が
“ラテン&フォルクローレだけを歌うステージ”
「アドロ」や「サバの女王」がヒットしていた「グラシェラ・スサーナ」が
ヒット曲を歌わず”タンゴ&フォルクローレだけを歌うステージ”
・・・・・いずれもmss小劇場、カフェ・コンセール・エルムで行われてきた
文化遺産とも言うべきコンサートの数々。
歌手や演奏者が本当に追求したいコンサートを行える場、
それがmss小劇場およびカフェ・コンセール・エルムでした。
心と心の対話、更にシャンソンのステージを通じて
「共通の体験を共有し、感情を共有する」
という本来の、音楽空間のあり方に回帰する実験劇場
メーテレ(名古屋テレビ)にて6/4(木)に放送
例によって何とも不透明な政府発表
CBCラジオ「文化・楽楽」を聴いて下さい
6月5日(金)朝5時20分から放送のCBCラジオ「文化・楽楽」に
加藤修滋と芹沢祥子がそれぞれ電話での出演。
きっかけは、フランスの村長にしてシャンソン歌手という異色の経歴を
持つシャンソン歌手として知られるイヴ・デュテイユからの手紙。
芹沢祥子2枚目のCDタイトル曲「夜の通行人に捧ぐ」を
作者であるイヴ・デュテイユに贈ったところ、歌唱法・訳詞・演奏の
すべてが気に入ったとの手紙が届きました。
我々からのゲストトークを小堀勝啓アナウンサーは絶妙に引き出して
下さって、とても良い番組内容になったと思います。
(ただし、この電話出演の時はメーテレの取材を受けている最中で
ドタバタの中での出演となりました)
首長たちのマイク距離はレッドカード
「新しい生活様式」に明るさがない!?
国や都道府県の首長がしきりに口にする「新しい生活様式」は、
人々に明るさを感じさせない日本語。
新入生、新発見、新居……
「新しい」には今までと違う=嬉しさ、喜び、光りを感じるはずなのに
「自粛」が使い古された今、言い方を変えただけ。
やたらと横文字で「ソーシャル・ディスタンス」「オンライン」
「クラウドファンディング」・・・・・
これも「理解」という過程を経て人の頭の中に入るだけで
心の中には入ってこない。
6月2日から始まった「シャンソンの応接室」は逆に本質への回帰。
バブル以降、今日まで科学技術の進歩の影で
進行していた非人間性の加速。
連帯の反対側にある分断、好景気で覆い隠されていただけの社会の問題が
今、陽の当たる所に引きずり出されただけ。
とりあえず、「出演者1名+客席2名(合計3名)」で
共通の感情を共有する空間作りを毎週4回続けます。
ドキュメンタリーの東海テレビの基礎
東海ラジオの民放祭参加番組
「うめき声の主題による変奏」の音楽を担当した時、
東海テレビは
「四日市公害 あやまち」という番組で応募し、見事受賞。
その時の番組プロデューサー、大西文一郎氏を抜擢したのが
東海テレビ社長・会長となられた鈴木充氏。
(私に都市文化奨励賞や東海テレビ スポーツ芸能選奨を
与えて下さったのも鈴木充氏)
「ドキュメンタリーの東海」の名は全国に鳴り響き
その後は阿武野勝彦氏によって更に発展。
テレビドキュメンタリーが映画館上映されるようになりました。
特に「人生フルーツ」は、秀作で何度見ても心が洗われます。
その時のカメラは、大西文一郎氏が社長を務めた
東海テレビプロダクションの村田敦崇氏。
スタッフを育成するには、やはり株主にもはっきりとものの言える
カリスマ的で、かつ根回しの上手なトップの決断が必要。
それと比較すると日本の政治の世界では・・・・・。
「名古屋巴里祭」は断固開催!
このところ、7月23日(木)ホテルナゴヤキャッスルで開催の
「名古屋巴里祭2020」が中止?という問合せがよく入ります。
どんでもない!!
私の音楽活動50周年記念として
(密を避ける為、当初の4倍以上の広さの部屋で)
菅原洋一さんも87歳という高齢にもかかわらず
友情出演でかけつけて下さいます。
エルムの岡山加代子、青山桂子、宮入公子、芹沢祥子に加えて
アルパ(インディアン・ハープ)の名手、牧野将典も出演!
去年以上に豪華な「名古屋巴里祭」は
ホテルナゴヤキャッスル建替え前
最後の "シャンソン・フェスティバル” となります。
何よりも重症筋無力症の基礎疾患をもつ自分の健康管理が大切!
とは解っていても目下「シャンソンの応接室」という
ステージ1人、客席2人の”対話型ライブ”を毎日お昼に開催中。
日によっては、夜公演とダブルヘッダーの時もあり
その間にはレッスンがあったり・・・・・。
8月には、「シャンソンの応接室」を発展させた
ステージ3名、客席8名という
新企画「心のワクチン=それはシャンソン」も発案中。
忙しい毎日を過ごしています。
コロナが教えた原点回帰
いつの間にか、学生時代の「ひたむき」な音楽追求から
「大きい事は良いことだ」のチョコレートCMを経て
音楽もスポーツも「年俸」「売上枚数」で語られるように・・・・・。
コロナですべてが「停止」した後、なぜ音楽を追求してきたか
を考える「時間」が与えられました。
そこで実験的ライブ《シャンソンの応接室》(ステージ1名+客席2名)
を始めたところ、各紙各局が取材報道。
多くの方からエールを頂きました。
報道して頂いて言うのも何ですが、
開口一番「採算がとれないですよね」との質問。
即ち、音楽活動=経済活動となっている現代を表す事例。
集客を半分にしたり、無観客で動画配信したり…。
苦労をする仲間や同業者が多い中、
コロナが私に教えてくれたのは「原点回帰」。
役人生活をやめて音楽追求の道を選んだのは何故?
そして、そのわがままな人生は、
祖母と母、そして妻、子供たちの
協力(あきらめ?)なくしては成立しなかったことを知りました。
今この「原点回帰」に力を貸してくれる
歌手とミュージシャンがいることに力を得て
8月から”新企画”を始めることにしました。
近日詳細発表!
テレビ報道が拡散する小さな誤り
コロナ対策でカラオケ店が、
“1名ごとにマイク消毒!”と報じるニュースをよく見ます。
でも、マイクヘッドを外さず除菌シートで拭くだけのシーンばかり。
視聴者は、これでコロナから身を守れると思いこむわけで
専門家(よくテレビに出てくる方たち)に、それで良いのかを
裏取りする義務はない?
少なくともエルムでは、1名ごとにマイクを振り分け
使い終わったらマイクヘッドを外して、ヘッドの中のスポンジに
消毒薬を噴射し、丸1日使用せずに別のマイクヘッドと付け替えます。
そうしないと、テレビ報道のようにマイクを拭くだけでは
接触感染を防いでも飛沫感染は防げない。
そもそもマイクをなめるように(口紅が付いているのも見かけます)
唇に押し付けて歌うスタイルは、
シャンソン・フランセーズ・ヴァリエテのスタイルではない!
アズナヴールも、美輪明宏もマイク距離は口から遠い。
コロナを怖がる時は、このマイク距離も変えるべし!
何と!なんと!
今年の名古屋巴里祭は、
「中止する」か「挙行するか」...で悩んでいた4月。
友情出演をして下さる菅原洋一さんから
「僕は87歳で、まだレコーディングもする予定。加藤君もガンバレ!」
との電話に背中を押され、開催を決定。
すると有難い事に、即予約で満席に。
あわてて会場をホテルナゴヤキャッスルの
シャンボールからより広い「青雲の間」に変更。
ところが、以前、シャンソン大使の岐阜公演でお世話になった
鈴木凛平記者が書かれた記事が、本日「中日新聞」に掲載されると
朝から電話が鳴りっぱなし。
あわてて、ホテルナゴヤキャッスルのメイン会場「天守の間」へ
会場を変更。
名古屋城を眺めながら、1卓の人数も6名に減らした
安全でゆったりとした空間での「名古屋巴里祭」開催となりました。
お申込み頂いている皆様にはチケットの送付が遅れており
大変申し訳ないですが、このご時世の中
最後のディナーショーを思い出深い「天守の間」にて
開催が出来る事に、幸せを感じます。
6月の私が昼に開催している《シャンソンの応接室》も、
各紙、メーテレやCBCが報じて下さって
「エルムはやたらと元気があるね」とのお声がけを頂きます。
「自分たちの活動拠点を守ろう」という歌手・演奏者がいることこそ
エルム最大の特長!!
化粧品のオン・ライン販売でも、隠れた問題=嗅覚
コロナ禍の中で、対面販売主流の化粧品にもオンライン販売の波が。
ところがライブ動画配信の問題(視覚・聴覚しか使用できない)と同じ問題が発生。
化粧品にとって大切な香りの「嗅覚」、肌ざわりの「触覚」が確認できないまま
の購入には不安も。
過去、脈々と引き継がれたもの、次々と新しく考え出されるもの、
多くのものを融合させつつ進む方策は、日本人の得意とするやり方。
「新しい生活様式」という無味乾燥な言葉に騙されることなく、
過去の捨てがたいものへの回帰も含めて、創意工夫が必要な今、その時!
世の中が「…仕方ない」とあきらめることを推奨するのでなく
根本は、人が人として豊かな心で生きることができること。
意外な反応
コロナの影響をうけて、とっても不得意な分野を始める事になりました。
流行りのネットを介しての「ライブ動画配信」は好きではありません。
なぜなら人間の五感のうち、視覚と聴覚しか使えないから。
YouTubeを使って「講座」のようなものなら、
別の利点もあるかと思い
まずはYouTubeの《AFJCチャンネル》で
「加藤修滋の雑談会」をスタートさせました。
https://www.youtube.com/user/AFJCchanson
手探りではじめたので「シャンソン・ヒストリー【1】~【15】」の
出来栄えは今一つ・・・です。
でも、その後の「シャンソン演出の極意」は
シャンソン・コンサートに於いて照明がいかに大切か…
という事がわかる内容として好評のようです。
【1】の「帰り来ぬ青春」のラスト・シーンは、
1999年、2001年ともにミラーボールの使い方が見事で
「青春は戻らないけれど、その向こうにある輝きは…!」
というニュアンスが伝わって来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=YEASsH5qqJ0
【2】の「シャルロットのX’mas」のラスト・シーンに於ける
エンディングの照明によって
ここまで表現できるものが違うとは…!
ジャクリーヌ・ダノの名演技と、
デビュー5年(当時)の新人である松本幸枝、
2人のステージを見比べる動画は、
今、開催している「シャンソンの応接室」で最も評判のシーン。
テレビ画面で見せているのに、拍手が起きるほどです。
https://www.youtube.com/watch?v=OWQEEoZk5so
コロナの影響=メディア取材
コロナ禍の中、新企画を次々と考案してきたせいか
新聞、テレビ、ラジオの取材が急増!
特にCBCは、先日のCBCクラブ番組「文化・楽楽」
(司会:小堀勝啓さん)に続いて
石塚元章さんの番組「ニュースマン!!」でも生出演予定。
明日、6/20(土)朝7:00~9:00の間の
コーナー「21世紀の聖者たち」で出演。
電話での出演なので、
少々勝手が違うという不安はあるものの、
万博の頃、CBCテレビで石塚さんは
度々お世話になっているので、話しやすいと思います!
https://hicbc.com/radio/newsman/