以前から取り組んでいた
私の友人であるアーティストたちとの交流を
まとめて紹介する企画が実現。
初回は、シャルル・アズナヴール。
一般には語れない内容の裏話も含め、
1時間程度にまとめてのトーク・ライブ。
その一部を書くと…。
私との交流の中で、アズナヴールが一番喜んだ事は
アストル・ピアソラがアズナヴールについて語った事。
「アズナヴールのシャンソンと我々の音楽(注:当時まだ異端児とされていたアストル・ピアソラ楽団のタンゴ)との共通点は、躍動するリズムと哀愁のメロディー。歌に込められた主張。とりわけ愛」
この言葉を伝えたパレ・デ・コングレの楽屋で
会話の途中に娘のカティアが楽屋に入って来て
「パパ、お腹が減ったからサンドウィッチ買うお金を頂戴」と
言った時、どこにでもいる父親の顔つきになりました。
「写真を一緒に撮らせてもらえるか?」と頼むと
「終演後にもう一度来なさい。今は化粧前なので」と言ってお茶目な顔に。
更に「ステージの前と後との両方に楽屋で会うのはマネージャー以外にはいないけれどね」と。