大きく華麗な羽根を身にまとったダンスが売りだった
ジジ・ジャンメールが亡くなりました。
晩年の彼女のステージをマリニー劇場で
ジャクリーヌ・ダノと一緒に観たのが最後でした。
その時の伴奏は、ゼニッツでの公演の折の録音テープだったので
フランス人のお客様たち(会場に日本人らしき人は、私だけでした)
は、少々不満の方もあったようです。
でもゲーンズブールの癖のあるサウンドを
ローラン・プティの素晴らしくおしゃれ(コケティッシュなものも有)
な振り付けは見事!
本人は例の羽根を背中にして立って上半身を動かすだけなのに
マルセイユのバックダンサーたちが見事なサポートで、
まるでジジが全盛期のように踊りまわっているかのよう!
ビッグスターは、本人以上に周囲のスタッフの力量が半端ない。