お客様方が喜ばれる客席演奏・歌唱は、実は中々難しい!
ステージから離れる程、音の届き方に時差ができる。
ステージから遠くへ行くに従って、少しずつ早めに演奏し、
近づくにつれて元へ戻る必要があります。
ステージ上のピアノは、モニターがあれば、オン・タイムでプレイ可能でも、
ステージから離れた客席遠くで歌う歌手には、
(イヤーモニターがあれば別だけれど…)
瞬間に時差補正する耳の働きが必要。
それを助けてくれるのが、ステージ下や、
客席後方にさり気なく仕込まれる小さなスピーカー。
日仏シャンソン協会25周年祝賀会の500人もの円卓となると、
こうした人知れないPAフォローがあって、はじめて客席ラウンドが成功するもの。
余談ですが、25周年祝賀会で使用されたメイン・スピーカーは、
遠くでも音が聴きやすい優れものでした)