日本のシャンソン・コンクールは西高東低で、
関西は最大規模の神戸以外に大阪にも2つのシャン・コンがあります。
ヤスコWildが主催するNPO法人関西シャンソン協会の
第4回シャンソン・コンクールは、昨年と打って変わって応募者が増え盛況。
日仏シャンソン協会関係者も4名出場しているのに、各々の師匠に内緒で応募。
神戸、なにわ、浜松、東京(J'AIME CHANTER)
各コンクールの受賞者の応募が増え、レベルも高くなった。
グランプリ 門馬モネ「シャンソン」
準グラプリ 鈴木真巳子「私たちの言葉」
シャンソン・フランセーズ賞 仲村高明「永遠の絆」
ベスト・パフォーマンス賞 大内マコト「今宵ただひとり」
ラフィネ賞 MASUZU.「もう一度」
ペルソナりテ賞 中島康治「Souriez Parisiens」
審査員特別賞 上村紗加「夢見るシャンソン人形」
ピュブリック賞 三和田倫永「ノノレタ」
グランプリの門馬さんは、なにわシャン・コンでも受賞。
名前が偶然の一致(?)「モネの庭」も歌ってくれている方。
準グランプリの鈴木さんは、上野のQuiにも出演している朗読講師。
今回受賞は逃しましたが、富山の渋谷真由美さんは、
今年のJ'AIME CHANTERで「歌の道賞」受賞しました。
審査員特別賞の上野さんは、私の知人の生徒。
9歳(小3)ということで、日本アマチュア・シャンソン・コンクール中部大会
グランプリの柴田白梅さん(受賞者時9歳、小4)に続いて、
日本のシャンソン界に新しい動き?
他地区のコンクールと違って、審査員100点満点での採点なので、同点は出にくい。
グランプリ360点、準グランプリ345点、その次が340点二人…といずれにしても僅差。
MASUZU.さんの同伴伴奏の高岡正人さんのピアノのサポートが光っていました。
全国各地のシャン・コンでここ1~2年、
歌手よりもピアノ伴奏者の上達ぶりが目立ちます。
歌手の歌い方だけでなく、
伴奏法も「シャンソン・カラオケ大全集」の影響があるという人がいます。
他地区のコンサートと違うのは、
ヤスコさん一人で、よくここまで統制の取れたコンクールができていること。
いずれにしても、シャンソンが地方の時代になってきている事に間違いありません。
大阪のコンクールは、衣装の配色が東京とは明らかに違う人も居て興味深い。