6月13日大阪、15日・16日東京で
シャルル・アズナヴール最後の日本公演が行われました。
間際までチケットの売れ行きが今ひとつ…で心配したのがウソのように、
2階席までほぼ埋まった大阪フェスティバル・ホール。
それ以上に熱気に包まれた会場で、とても92才とは思えない声と
身のこなしが織りなす感動の世界。
最後は、客席の電気がついて場内アナウンスが終演を告げても、
総立ちで拍手を送り続ける人々。
この様子なら、あと2日間の東京公演も大成功間違いなし!
と確信した瞬間でした。
(3公演すべて行くのは、私だけでなく結構みえる様子)
楽屋へマネージャーのパトリックを訪ねたら、アコーディオンのマガリが近寄ってきて
「美しいプレゼントをありがとう」と、ホテルのメンバー全室へ入れておいた土産への
お礼を言ってくれました。
シャルル・アズナヴールに面会待ちの人垣をかき分けて
パトリックがシャルルを伴って出てきてくれて、
「この人がプレゼントをくれたムッシュ・カトウで…」と説明をはじめたところ
アズナヴールが「昔からの友人だ」と、逆にパトリックに加藤ハツ館長が亡くなった
ことを説明してくれました。
そういえば2月に、来日を前にした日本メディア・インタビューに応じた時も、
シャルルは「日本には親しい歌手がいる」と言って(世間ではリップ・サービスと
捉えたようですが)、浜崎久美子、岡山加代子、青山桂子のことを念頭に
話してくれています。
公演パンフレットには見開きで「ジュ ヴォヤージュ」の日仏両国語が掲載されて
いますが、日本語法定訳詞は私の訳で印刷されていて嬉しかったです。
(ちなみに、スペシャル・サンクスにもAFJC=日仏シャンソン協会が
掲載されています)
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感動に次ぐ感動のシャルル・アズナヴール
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