イタリアではミーナが歌い、
日本でもヒット・ポップスと思われてる「別離」は
異色のシャンソンを数多く残したニーノ・フェレールの作品。
勿論シャンソンで、彼の作品の中では極めてメロディアスで単純な作風。
猟銃自殺をして亡くなったことが惜しまれますが、
破天荒な生き方にかけては、アラン・プレストに負けず劣らず。
それにしても、1960~70年代頃は、シャンソンに限らず
世界中でいつまでも愛される歌の何と多い事!
この曲は、当時日本のサパー・ナイト・クラブ等で
バイブとギターとピアノのユニゾンによる、何とも切ないサウンドで人気曲。
ちなみに、そのスタイルはMJQ(モダン・ジャズ・カルテット)が流行させ、
ジャンルを越えて、人の心の琴線に触れるサウンドが世界に満ちていた…
というと単なるノスタルジーに思われるかも…。
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「別離」はシャンソン
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