第21代シャンソン大使ミッシェル・グラスコの日本公演7都市の中で、
舞台照明にLEDを使わなかった京都は、やはり落ち着いた雰囲気。
全てがオーソドックスなムードで、絞りドンやメラの使い方も伝統的。
最近はLED主体のものが多く、時として少々機械的な雰囲気になることも有。
音響的には問題があって、ホールスピーカーは天井近くにあるので、
後ろの方(客席は階段状)の席はバランスが良いものの、
前の方は蓋全開のフル・コンサート・ピアノの生音が大きすぎて、ボーカルが沈み込む。
フランスではピアノの蓋を閉めて、その上で寝そべったり踊ったりするので、
そうしたバランスの問題のあるケースは少ない。
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京都公演ではLED照明の無いクラシカルな雰囲気
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