今年は、北海道も東京もアマチュア・シャンコンの地区大会に
スケジュールの都合で行けず残念。
東北地区大会は、今年も上手くスケジュールが取れ仙台へ。
顔なじみとなった秋田のテディ熊谷さん、公式伴奏の内山誠さん、
研究熱心な庄子純一郎さん、ベテランの葛西輝武さん…
東北は各々の先生となじみのピアニストの華麗なる競演も楽しみ。
ゲストの沙羽しゅうこさんはかつてのグランプリ受賞者で、
久し振りに歌声を聴いたけれど一段と歌いっぷりもステージングもアップ。
(女っぷりもよくなったと、客席の男性が話していました)
この地区大会は、グランプリが5人に与えられるのが特長で、
全国大会へはグランプリが行き、準グランプリは予備リストのようなもの。
その5人は、宮城3名(伊藤佐知子さん、大木実さんの常連と、渡辺百合子さん)、
秋田(東京シャンソン・コンクールでも受賞した西塚祥子さん)、
福島(沙羽しゅうこさんの門下生・藤居淳子さん)
他に、準優勝2名(山形の荒木万里子さん、宮城の武田夏子さん)
受賞はしなかったものの、秋田の佐久間隆史君の歌は、
シャンソンの真髄を捕えていて(正しくは捕えかけていて)
本当に心に届く「いい歌」を歌っていて感激。
つい先日の東京シャンコンとは格別の進歩。
彼と西塚さん(彼女も東京シャンコンと仙台でのアマチュア・シャンコン地区大会両方出場)は
秋田の高瀬ちせさんの愛弟子。
高瀬さんの指導力は素晴らしく、各地区コンクールに彼らが出る度に
高瀬さんがどんな指導をしているかが伺い知れてそれが楽しみ。
テディ熊谷さんが伴奏する人たちは皆、テディさんの生徒なので、
歌とピアノがお互いを知っていて、共同作品となっているのが好ましい。
もし、こうしたコンクールで歌を伴奏とのアンサンブルという視点で考えれば、
得点もまた違ってくると思われます。
(通常は歌手そのものを採点しやすくする為、
伴奏も音響も照明もある一定の範囲にさだめて対応)
審査委員長の講評では、
①ポップノイズが気になる
②聞く人が息を出来る空間を歌手が作るべき
③選曲の良し悪しがある
④伴奏が大きすぎる人が居て気になる
…という点を指導され、いずれも大切なアドバイスとなるはず。
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アマチュア・シャンコン東北地区大会
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