ジャクリーヌ・ダノ来日公演時、常に同行していたHerve Sellinは、
今やフランス・ジャズ界No,1のピアニスト。
2008年の日仏シャンソン協会パリ公演で一緒にステージに立ってから、
ずっと会えませんでした。
今年2月のある日、営業ステージ中に急に連絡が入り、
今夜大阪のビルボードでコンサートをするから、来てくれたら招待するよ!とのこと。
ステージ終了後、猛ダッシュで大阪へ。
現在フランス・アコーディオン界のNo.1プレーヤーRichard Galliano
五重奏団のスペシャル・ゲストとしての演奏は、相変わらず最高!
開演前には楽屋へ招いてくれて、
再会を懐かしんでいたところへRichard Gallianoが通りかかると、
Herveは立て板に水の如く私と母親のことを、まるでマネージャーの様に説明。
弦楽五重奏をバックにクラシカルに始まったライブは
弦セクションが退席した後Herveが登場し、
Gallianoがアコルディナで「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を
ヨーロピアン・ジャズ・スタイルで演奏し大喝采。
再度弦を加えてAstor Piazzolaのオン・パレード。
終演後、HerveとRichardが館長の遺影写真の上に
各々オマージュ・サインをして渡してくれて大感激。