11月3日、パリ・ユーロペアン劇場に、
我々と共に出演した往年のスター歌手=ミスティグリが、
翌日のサン・ルイ島小劇場ポール・レイに私たちのコンサートを聴くために来場。
手に綿花の花束を持ち、エルムの歌手たちに一本ずつ手渡したいと言う。
40名程の小劇場で、かつて彼女も歌った場所。
ミスティグリは、オランピアの様なポピュラーな商業劇場でなく、
ジャクリーヌ・ダノ同様ドン・カミロの様なキャバレー
フランスでは飲食を伴う劇場をこう呼ぶ)で力を発揮するタイプ。
日仏シャンソン協会のパリ公演は、客席にジョルジュ・ムスタキ、
シャルル・デュモン、ジャクリーヌ・ボワイエ等
スター歌手が聴きに来てくれることが特長。
従って、客席にはフランス人が大半で、雰囲気、盛り上がり方もフランス風。
打ち上げで判明したこと有。
ミスティグリの付けていた猫のブローチは、
その日も聴きに来てくれた私の親友=シドニー・キャロン
(個性的なアクセサリー・デザイナー)が25年前に作ったもの!
客席にはもう一人(じゃなく一匹!)驚くべき観客有。
とっても人懐っこい可愛い犬が、ご主人の膝に抱かれて
コンサートを静かに鑑賞する姿は何ともパリっぽい!
打ち上げ会場のカフェでは、興に乗ったミスティグリが
ミッシェル・グラスコのアコーディオン伴奏で歌いヤンヤの喝采。
夜遅くまで盛り上がりました。
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往年のスター歌手が花を持ち客席に!
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