第20代シャンソン大使J.P.メナジェの3都市目の公演は、
星野SHOKOさん主催の「江戸川パリ祭」。
第18代シャンソン大使ミッシェル・グラスコが
「パリのベルヴィルみたい」と言っていたように、下町情緒があって人々が素朴。
客席も飾りっ気のない温かくて素直な反応。
シャンソン大使を迎えての「江戸川パリ祭」を続ける中で、
星野さんの人脈もどんどん広がっている印象。
今回は、舞監の宮本彰征さんが舞台以外のことにも気を配って下さって大助かり。
共演者の中では、瀬古宝子さんの歌唱法が(歴代シャンソン大使同様)J.P.メナジェに好評。
愛媛から初舞台の松尾芳紀さんの歌唱法にも好評価を与えました。
打ち上げ会場では、長くシャルル・アズナヴールのバンド・メンバーだった
トニー・ボンフィスの友人という事も有って、
浜砂伴海さんと打ち解けて話しているうち
やたらと多飲した結果、最後には目がハートになりかけたこところでお開き。
マネージャー業務兼任ピアニストとしては、
フランス人アーティストは紳士的で扱いやすいけれど、
ごくまれに飲み過ぎると…という人がいるのは東西を問わない。
ところが、打ち上げ会場で彼らが楽しく騒いでいる最中、
大切な楽器(アコルディナ)をタクシーの中に忘れている事が判明。
あわてて連絡したところ、毎日タクシー舟堀営業所の運転手さんが、
わざわざ届けて下さり大感激。
配車センターにお礼の電話をしたところ、
「お客様のお忘れ物に気づかないドライバーのミスですから」との返答。
J.P.メナジェは「フランスでは有り得ない」と驚きつつ、感謝感激していました。
↧
江戸川パリ祭にて
↧