学生時代、幾度も歌った歌がある。
「故郷の町焼かれ・・・心に白い花咲く・・・二度と許すまじ原爆を!」
と言う反戦歌「原爆を許すまじ」である。
ところが今では、この歌を知る人は年齢が高くなり逝去。
伝承されている訳ではなく、戦争体験同様、風化の一途。
「エルム」の歌手以外にこうした想いを歌うのは北海道の「松田ひとえ」他数人しかいない。
フランスでは「モーリス・ファノン」が「ヒロシマ」を、
アルゼンチンでは「ヒナマリア・イダルゴ」が「ヒロシマの島の声」を歌っている。
トルコの詩人「ナジム・ヒクメット」は「死んだ女の子」を書いた(作者は加山雄三)。
外国で反戦平和を歌い大量虐殺の権化となった原爆回避の歌が歌われているのに・・・。
日本国民の一人として恥かしい思いです。
今年も8月15日がやってきました・・・。