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Channel: 加藤修滋のブログ
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心に残る絶頂期/MICHEL FUGAIN

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日本では、歌手としての知名度が高いとは言えないが「ミッシェル・フューガン」の作品は数多く知られている。

 

 

彼の作品「シャントゥ」は、コーラスグループ「サーカス」が日本語カヴァーしてヒット。

「ビッグ・バザール」と言うグループでオランピア劇場に出演し、時には4ヶ月もの公演を挙行。

 

 

その一方で12台のトラックに40トンもの機材・衣装などを積んでサーカス用テントでの上演(何と、3,000人収容・・・まるでバルバラが行った「奇蹟のカムバック」の様に)を成功させるなど活躍をしたが、1976年11月10日にグループは解散。ソロ活動に移行した。

 

 

私との思い出は、彼の作品「ブラボー!ムッシュ・ル・モンド」がEXPO de AICHI(愛知万博)のグローバル・イメージソングとして認定され、万博気運の盛り上げの為に一役買った事。

狩人をはじめ、演歌の堀田利夫、レゲエのNAHKI・・・そしてエルムの歌手達が次々と同曲をCD化。空前の競演となった。

 

 

この曲のリバイバル・ヒットを機に仲たがいしていた作詞家「ピエール・ドラノエ」とも再び活動を共にした。

 

 

 

その後、2008年にはテレビ東京「そして音楽が始まる」で「ミスター・サマー・タイム」がとり上げられ、彼の出身地であったグルノーブルでの冬季オリンピックのテーマ曲を歌った。

 

 

彼の絶頂期を語るような事は出来ない。

何故なら今もまだ頂点に向かって創作活動をし続けているから。それは2001年のCD「アンコール」がBEST10になった後も、ナツメロ歌手とは異なり、進化し続けているのだから・・・。

 


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