私達と同世代のバンドや個人が東京へ出て一旗あげようとしていた頃。
仲間だけでなく文化・芸能担当者からも時々たずねられました。
「何故、東京進出しない?」
私の答えは「聴きたければ名古屋(エルム)へ来れば良い」と言う少々高飛車なものでした。
結果的には正しかったと思っています。
もともと「スキマ産業」のシャンソンやタンゴでレコード・CDが大量に売れるはずもなく。
仮に1曲ヒット曲が出たとしても一生全国ツアーを続ける体力もなく維持しづらいのが私達です。
地元の歌手を中心にライブを組み立てている私達にとっては、今の活動が似つかわしいと思っています。
問題は、ベテラン歌手の努力とプライド、そしてそう言い続けられる人材育成が可能となる教育とだと思います。
頑張れ!