新時代のタンゴ3巨頭としてアストル・ピアソラ、マリアノ・モーレスと共に並び名を知られる演奏者サルガンは、カラヤンに先んじてデジタル録音。
同じ頃、カラヤンも新しい「音」を残す事に心を砕いていた様です。一般にはあまり知られていませんがカラヤンは「映像」にも興味を示していたそうです。
「サルガン vs カラヤン」は少々センセーショナルは週刊誌的表現ですが、アルゼンチンにはオラシナ・サルガン、マリアノ・モーレス、アストル・ピアソラ(三大革新派)をはじめ「先進的」なアーティストがたくさんいます。
ちなみに私の好きなサルガンの45回転レコード1曲目の「エル・アマネセール」は先進性とモダンな「ウンパ、ウンパ」のリズムがクロス・オーバー・サウンドを感じさせる名演です!