ブログにアレコレ書いている事を要領良くまとめてあるのが、生田良雄氏の中日出版から出版された書籍。何箇所かを抜き書きします。
”・・・シャンソンは「三幕物の芝居」だとも言われますが、これはフランスの芝居が三幕物が多い事に由来していて、従ってフランスの歌=シャンソンは三番まで歌詞の付いているものが普通です。・・・”
”・・・よく例に出されるのが、シャルル・アズナヴールの作った「ラ・ボエム」です。・・・ハンカチを舞台上に投げ捨てます。・・・淋しそうに立ち去る歌手にはスポットは当たらないのです。・・・無言で創出されるドラマは、他のジャンルの歌には少ないように思います。・・・ジャン・ルイ・バロー、マルセル・マルソーにつながる文化的な伝統を感じさせるものです。”
”・・・平和な世界実現のために、今こそ歌の果たすべき役割について考えてみたいと思っています。”
長くなるので、今日はこの辺で止めておきます。