我々世代ならほとんどの方が知っているであろう「ドリアン助川」は、東海高校卒業者としては、恐らく5本の指に入る有名人。
早稲田大学の東洋哲学科卒だが、現在は明治学院大の教授。
坂本龍一ではないが、アーティストであっても「教授」と呼んだ方が似つかわしい存在のロック・シンガー。
私が知っているのは「叫ぶ詩人の会」リーダーとしての顔。
小説「あん」で2019年、日本エッセイスト賞を受賞した事は覚えている。
日米混成バンドも結成し、映画でも河原直美監督作品でカンヌに招待されている。
テレビでは「グレーテルのかまど」、ラジオでは「ジャンベルジャン」、詩作品では「旅立ちの」時」、岩崎宏美やブレッド&バターへの作品提供もしている。
そして長野パラリンピック公式曲の作者である事は、後に知った。
「平和にいたる道と言うものはない。平和とは道のことなのだ」と言う言葉は、私の人生訓となるものです。
「サンテグシュベリからの言葉」をフランス語から訳した事は、フランス人の感性を備えていたと言う事なのか(?)
「言葉の復権」を掲げた彼は、不肖私との共通点もある気がします。