民音が2024notebook(表紙写真をお見せしますね)を下さって「民音タンゴ・シリーズ」の功績を思い出しました。
全国津々浦々回って日本のタンゴ・ファン育成を果たされた事は感謝に堪えません。
アルゼンチンの著名なマエストロのオルケスタで来日しなかった人は居ないと言っても過言ではないのです。
そこでハッと気付いたのは「レシタード」をする人(レシタドール)を同行した楽団は無かった事。最高のオルケスタは楽団に加えて歌手・ダンサー、そしてレシタドールを擁するのですが、本場でもレシタドールは2~3の楽団でしか聴けない。
歌手はワンコーラスは歌わせてもらえず、その日ごとの時事ネタを即興で織り込むレシタドールが格上。
でも、今はダンサー中心の楽団の時代となってしまいました。