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年末年始テレビを見ていて気付いたこと

歌手も役者も、力を持った人の芸歴が長くなり、同時に高齢化。

肺活量の問題もあってか、無声化発音の人が増えている。



フランスのシャンソン歌手が得意とするCSSV(母音消去唱法)や


CES(息もれ唱法)と同源の歌唱法を、


日本の歌謡曲や演歌の歌手も活用するようになったということ。



違うところは、フランス人歌手の間では20代・30代の若さでも確立しているこの唱法が、


日本ではベテランの域になってからのものであること。



そう言えば、NHK紅白歌合戦で、心に沁みる歌を歌った歌手は美輪明宏さんだけでなく、


演歌の歌手もマイクを立てて(C.アズナヴールと同様)持っていました。



ポップ・ノイズを避ける為だけでなく、


口の周囲の表情を見せるためのマイクの持ち方をシャンソン歌手は心得るべき。




勿論、P.カースの様にブルースやジャズ、


ロック系の(バック音量が大きいスタイル)のシャンソン歌手は、


水平に持っていますが…。


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