過去の映像の中に「文化の時代」とする太平正芳氏の姿発見。
昨今の議員「センセイ」のウロたえる答弁、弁明を見慣れたのと全く違う堂々と自身に満ちた姿にノスタルジーさえ感じました。
「己を知る」事は大切で、かつて瀬間千恵さんは藤原歌劇団「カルメン」を演ずる為に渡仏した結果、自分の役はカルメンではなく「ミカエラ」に過ぎないと、帰国を迎える人達の前で降板を申し出たと言う。
Wキャストが成田絵智子だったので公演はされたとの事。
瀬間さんのステージに接する度、そうしたプライドに裏打ちされた毅然としたものを今も感じます。
太平氏の「文化の時代」と言える姿勢と同じものを見た思いがするのは「昭和ノスタルジー」かぶれの私だけでしょうか・・・。