このところ連続不参加を恥じている、シャンソン研究会の発表報告有。
信州大学の吉田正明教授、広島大学の戸坂律子講師、大阪大学の高岡優希講師、
各々興味深い研究発表をされていましたが、
何と言っても三木原浩史神戸大学名誉教授の
「臼井鐵造を巡る随想~リラとスミレとフリーダー~」が目からウロコ。
現在いわれているドイツの楽曲「白いニワトコの花咲く頃」が
フランスで「白いリラの花咲く頃」になり、
日本では臼井鐵造氏が「スミレの花咲く頃」と訳したという定説についての考察。
ドイツ語の「フリーダー」は「ライラック」を指しているとのこと。
また一つ博識になれました