久しぶりに「安住恭子」さんの名前を新聞で見つけて懐かしく思いました。
彼女は昔、読売新聞で美輪明宏さんの取材をした人。
美輪さんともなると恐らく普通はベテラン記者が取材されるのでしょうが、まだ入社間もない安住さんが(失礼ながら)取材と言うのは少々不安。
何故なら最初の取材をした他の新聞社では「取材ノートも持ってなかったわね、あの記者」と仰られたので・・・。
ところが安住さんの事を美輪さん「彼女は見込みがある」と喝破。
美輪さんの先見の明は流石で、安住さんは来名間もない北村想やスペイン芝居にこだわるKSEC名古屋、大須のスーパー一座・・・演劇界の変わり種にスポットを当て続けられました。
そんな安住さんが盟友・平野勇治氏の遺志を継ぎ、新しく「ナゴヤキネマ・ノイ」を開館されると言う。
「シネマ」じゃなくて「キネマ」と言うのも個人的には、とても嬉しい。
歴史ある名演小劇場も閉館した中、安住さんのような人がいてこそ「文化の灯」が守られるのだとエールを贈りたい
「閉館ドミノ」とならぬ事を祈って、オメデトウございます。
▼ナゴヤキネマ・ノイ
https://nk-neu.com/