昭和歌謡が再び脚光を浴びている。
若い人にとっては「未知との遭遇」に等しいのかも。
しかし人を幸せにする為の歌も、政治に翻弄されるケースもある事はテレサ・テンの人生で知った。彼女の亡命先はパリと言うのも感慨深い。
多くの民族のアーティストがパリを目指す。
そして旧フランス領諸国の政治家もパリに学んで各々のリーダーとなる。
GDPとは別に、フランスは確固としたプライドを持ち続け「文化保護」を大切にして来た。
それゆえ戦争中も美術品の多くを疎開させ、ヒットラーはそのレプリカを見て感激したと言う恥話も残っている。
都市そのものが「文化遺産」だと思った腹心将校が、ヒットラーの言いつけに従わなかった為に有名な「パリは燃えているか」の言葉が歴史に刻まれた。
そして今もなおウクライナで、イスラエルでフランスが果たすべき役割は期待されている。
たかがフランス、されどフランス。
平和に向かって永遠なる栄光を目指せ!