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Channel: 加藤修滋のブログ
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モネ庭園長と印象派

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日本式に言えば「庭師の親玉」みたいな存在のモネ庭園長ジルベール・ヴァエ氏は、流石フランスと思わせるメッセージを私の作品「モネの庭(作詞:ジャクリーヌ・ダノ&モレル)」CD化に際し、美しい表現のメッセージを贈ってくれました。

 

 

「・・・一鳥のさえずりのような美しい響きのレリーフ」そして文章に躍動感を持たせる為に「ファランドール」(注:エディット・ピアフの「群衆」にも歌われている)と言うフランスのダンスを加えている秀逸なもの。

 

 

彼は、クロード・モネの研究者としても一流(注:アルゼンチンの司会者オスカル・プリオーレがタンゴ研究の学者であるのと同様)。

 

 

ヴァエ氏は「印象、日の出」が”印象派”の始まりである事、モネに影響を受けたルノワールの作品が有力紙フィガロに酷評された事、さらにモネの描く対象が30代、40代で変わった事等を教えてくれました。

 

 

初期は「サン・ラザール駅」のように動きのあるものを被写体にしていたが、後期になると東洋に真似て睡蓮ばかりを描くようになった。

動かない被写体から人生の”光と影”を、瞑想する思いで睡蓮を描くようになったという事も話してくれました。

 

 

「モネの庭(3ヵ国版)」のCDブックレットには、モネの自画像、ルノワールとマネが描いたモネの肖像が印刷され、モネ庭園で販売即完売したと感謝されました。

 

 

日仏合作シャンソンとしても話題となった「モネの庭」の成功には、この企画を主導したジャクリーヌ・ダノのフランス人としてプライドに満ちていました。

 

 

 


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