題名のない音楽会(テレ朝)で「世界最高峰のピアノShigeru Kawai」と紹介の上、演奏された映像を観ました。
「エルム」にあるものとは違い、フルコンサート・ピアノなので迫力満点。
エルムのShigeru Kawaiはマホガニーの当時日本に1台しかない名器。
そこには「SK」のエンブレムがあるのでアルゼンチンのオマール・バレンテもフランスから来日するアーティストも「Shuji Kato」のモデルだと”美しい誤解”を。
プレイエルのショパン・モデルでもあるかの様な表現をしてもらえるのは光栄のイタチ、じゃなくて至り。
プレイエルはKAWAIとの間でクリスタル・ピアノ開発を争ったけれど世界的に流通しているKAWAIに軍配が上がりました。
ここで秘話をひとつ。
シャルル・デュモンが加藤ハツ館長の為に、自宅のプレイエル初期モデル(フランスでも所有者は殆どいない)で「モン・デュー」の弾き語り録音してくれました。
そして、フランス公演では私が伴奏する為に事前練習を彼の自宅のプレイエルで弾いた事も、大変な名誉でした。