日本では単にフォルクローレと呼ばれるアルゼンチンの民族音楽もしくは民謡風の香り豊かな新しい創作曲。
通常カンシオン・ロマンティコ、カンシオン・イストリア・・・の様に幾つもの分野に分類される。オラシオ・グァラニは、それらの各分野を自由に渡り歩く騎士のような存在。
イタリアからの移民も多いので、ナポレターナやサンレモのポップス同様の影響も垣間見られる。詞の内容とメロディー、そしてリズムの多様性で織り成す楽曲は他国ではなかなか見られない物。
何しろ、北は熱帯性気候から南は南極に至る広大な土地に何百と言う民族の楽曲が共存。
カンシオンについて、もう少し興味を持って研究して歌う人が増えて欲しいです。
タンゴについて多くの人が研究し、書籍まで出版する人がいるように・・・。