大阪万博は、思い出深いものでした。
個人としてではなく、「世界青少年の集い」日本代表団の一人として東京で結団式。
大阪万博の会場では、楽団演奏時間をねらってハシゴ。
メキシコ館のマリアッチ、フランス館ではジルベール・ベコーも。
何と言ってもアルゼンチン館のタンゴ。
最前列に座ってホセ・バッソ団の演奏に合わせて歌っていたら、いきなりマイクを向けられ「カミニート」を歌いました。その翌日から毎日そんな日々が続きました。
時は過ぎ、エスペランサのアルゼンチン公演の折、SADAIC会長がホセ・バッソという奇跡。
本人から「ブエノスアイレス・タンゴ市民証」を受取った折、
私の事を「彼は私の楽団で歌った唯一の日本人だ」と紹介しました。
一方、愛知万博では「ミスター・サマー・タイム」の作者で、
私の友人でもあるミッシェル・フューガンの作品「ブラボー!ムッシュ・ル・モンド」が愛知万博グローバル・イメージソングとして愛唱され今も歌われている曲となりました。
大阪万博の「世界の國からこんにちは」、札幌冬季五輪の「虹と雪のバラード」のように公式曲以上に広まった事は嬉しい限りです。
”万博”には多くの思い出が残されています。