久し振りの美術ネタ全国ネットニュースで、
藤田嗣治未公開作品2点がポーラ美術館で展示されることを知りました。
そのうちの一点は「シレーヌ」(人魚)。
テレビを見たお客さまから「芹沢さんの1stCDのシレーヌと関係があるの?」とのお尋ね。
「藤田画伯のシレーヌは、人魚という意味だけですが、
芹沢さんのシレーヌは人魚とサイレンのWミーニングです」と答えました。
もともとオリジナル作者のデルフィーヌ・ヴォランジュが
「心の叫び=サイレン」というニュアンスを込め、
「自身の容姿のイメージ=人魚」と掛け合わせたもの。
藤田嗣治はフランス国籍を取得しましたが、
芹沢さんは縁戚の人間国宝芹沢銈介氏がフランス芸術文化勲章を叙勲されています。
岡山加代子さんの歌う「モネの庭」がモネの絵の公式イメージソングとなった時、
時事通信を通じて全国の地域紙も大きく報じました。
芹沢さんのCDについては既に中日新聞・毎日新聞の2紙が報じていますが、
藤田画伯の「シレーヌ」の話題と重なれば、もしかしたら…?
藤田嗣治作品のポーラ美術館での展示は7月13日~。