連日の報道は、事実を公平に伝えると言うメディアの責務は守っているかも知れない。
しかしその事象が真実かどうかは後日の検証を待つ事になる。
それを待つ間に犠牲者は連日増加の一方。
分断は悲劇の連鎖。それを止める力は如処に?答えは今の所無い。それが哀しい、悔しい。
我々は何が出来るか?憤りを持って表現をする特権は政治家ではなく歌手に与えられたもの。
世界中政変があると、真っ先に殺害されるのは歌手であったと言う歴史上の事実が物語っている。
歌手がたった3分で何百・何千と言う人々に影響を与えて来た事を私達は知っている。
ビクトル・ハラ、ヴィソーツキー・・・しかし慰問と言う形で戦争犯罪の協力者とならざを得ない人々もいた。
たかが歌、されど歌。
このブログでも繰り返し述べて来た「イスラエルの子守唄」。
今こそこの歌が必要な時はない。
紛争当事国でなく各国で2派に分かれてのデモが行われているアメリカでバリー・ベラフォンテが創唱した作品。
人と人が憎しみの連鎖に陥ったまま人類の滅亡を座して待つ事は許されない。
そうした中でリクエスト曲中心でなく感情移入して自らの主張を曲げず「平和希求の歌」を歌い続ける「エルム歌手」の存在を誇りに思う。
「イスラエルの子守唄」のように今こそ歌い継ぐべき歌を歌う歌手と、それを支持する素晴らしい観客が居て下さる事こそ「エルム」の大切な宝です。
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